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奉化・渓西堂宗宅

Gyeseodang Head House

林が生い茂る山の麓に南向きに建っている。朝鮮中期の文官、渓西・成以性(ソン・イソン、1595∼1664)が朝鮮時代の光海君5年(1613)に建てたといわれる。成以性は文科に及第した後、6カ所の地方官を務め、3回も御史(王命を受けて地方に派遣された臨時の官職)に登用されるほど、清廉な官吏として名高かった。

ランチェ(客棟)は後に広げたか、建て直したものとみえる。下方の庭先に大きい長屋門があり、その北の高い場所に、サランチェと母屋が一つにつながっていて、全体的に「ロ」の字型となっている。大門をくぐると、比較的広い客棟の庭があり、向かい側の高い場所の西側に、中門の長屋門がある。東にはサランチェが、サランチェの西の中門に入ると、母屋がある。また、北東に別に塀が設けられ、祠堂が配置されている。ここの母屋とサランチェには他とは異なる特徴がある。母屋は閨房が多いのが特徴であり、サランチェは一列になっているのが一般的であるがここでは重ねた構造になっているため、母屋の左右に附属建物の付いている構造に、大きな変化をもたらしている。

屋の部分は少し変形が加わっているが、慶尚北道(キョンサンブクト)北部地方における「ロ」の字型の民家の様子を保っている家屋であり、住宅の発達史を研究する上で重要な資料となっている。

在、国家指定重要民俗資料第171号に指定(1984.1.10)され、管理を受けている。

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