奉化・青岩亭と石泉渓谷
亀の形をした岩の上に建てられた青岩亭、村の前を流れる石泉渓谷に位置する石泉亭は、タクシル村を代表する景観となっている。周辺の鬱蒼と生い茂る松林、渓谷、美しい川と岩など、自然景観と調和する名勝地としても名高い。2009年12月9日、国家指定文化財・名勝第60号に指定された。
タクシル村は、1380年、冲斎・権橃（クォン・ボル）の祖先が最初に開拓した。村の形が、金の鶏が卵を温めているようであるということで、タクシル村と呼ばれるようになった。朝鮮中期の実学者、李重煥（イ・ジュンファン）『択里志』によると、韓国でも指折りの景勝地であると記している。